2019.04.02ブログ
けいちゃんのフラガール日記・06「”X子”の脱出(脱走ではありません)」
※高校を中退してフラガール一期生になったけいちゃんが無茶をしながらも常磐ハワイアンセンターNO1になったぞ。
写真はイメージです。常磐音楽舞踊学院
ベニ(ベニータ)「みんなで部屋でタバコ吸ってると、夜だよ。おじさんの足音聞こえるのよ。あわてて窓開けて煙、外に出して電気消して知らん顔するんだけどおじさん戸開けて『おけいたち、タバコ吸ってんじゃねーよ!バレてるぞー。』ハイハイハーイとか言いながらその辺片付け出したりして。後から頭の禿げた学院長の石田先生が『おけい、見つかんないように気ィつけなよー。』と言ってくれたっけ。」
アン(アントニオ)「お酒も飲んでたの?」
ベニ「それは"X子"だよ。押し入れから一升瓶出して立て膝で。」
文面だけだと喜作さん(けいちゃんの父)が思い描いた景色になってきました「だからダメだって言ったんだべー。」と言われそうですが実際に話を聞いているとすさんだ感じはなく、なんだか修学旅行の一場面みたいです。"X子"さん(一期生の人はおろか二期生三期制の皆さんにも実名がわかっちゃいそうなので曖昧さを強くするためにイニシャルは使ってません。女性なので"X子"さんにしました。)のエピソードをもう一つ。
ベニ「どういういきさつでそうなったか忘れたけど"X子"が寮を抜け出すの手伝ったことあるのよ。」
アン「それは夜中?」
ベニ「夕食が済んでみんながそれぞれ騒いでる頃。寝静まってからだとかえってあやしいでしょ。男のトコ行くからと云って私とあと2人位かな?金網あるし大変だべって言って。」
寮の裏手は急斜面に木がうっそうと生えていて、5メートルか10メートル位下に川が流れている。川といってもほんとに小さい川、小さい川といっても2~3歩歩かないと向こう岸に渡れない感じ。玄関前の植え込みなんかは桐原のおじさんが毎朝水まいたりして手入れしてあるけどこの辺はまるで放ったらかし。そのうっそうとした斜面をえらい思いをして下りてくと鉄条網。けいちゃんたちが身を挺して有刺鉄線を押し広げている間に"X子"がくぐってあっちに行くのよ。翌朝になるといつの間にか帰ってるの。朝7時頃には門開けるから知らん顔して入ってくれば大丈夫。何度か手伝ったかな、そのうち何となく道が出来たみたいで「あれ、"X子"いないね」と思うといつの間にか一人で出て行けるようになったみたい。朝になるとちゃんと戻ってるの。
けいちゃんたちはこんな不良三昧ばかりやっていたわけではありません。次回はレッスンの模様を書きます。
元保養所の寮の大体の間取り。細かい所は気にしないように。山の中腹に建っているので下側は急斜面になっている。石だたみの手前が学院生達の部屋。4人部屋が5つ並んでいて全部で18人だから2部屋は3人部屋だったんだろうな。部屋の手前のローカ(廊下)のこっちには雨戸がはまっていました。そして玄関(図左)の前には前庭があり、その向こうには門があります。しかし雑木林をかき分け鉄条網をくぐり抜け小川を渡って敷地内から外に出たとしてもそのあと暗い山道を歩いて行くのやだなあ。彼が近くまで迎えに来てくれてたのかなあ?
「フラガール日記・06」後記・この日記はアントニオが下書を済ませ、ベニータに目を通してもらって事実と反する箇所を更正するという段取りで作っています。冒頭の写真は実は映画「フラガール」のロケで使用された建物。寮のイメージはこんなかねと写真をを見せながらさりげなく訊ねたところ「なにこれ、全然違うよ、これじゃアパートじゃん。」とのこと。「実際の寮はなだらかな三角屋根の上品な平屋でもっと古くて細長い日本家屋だよ。周りももっと木がボウボウ。うっそうとしてたよ。(ウッソーッ)あ、これこれ。」と言って指さしたのがこの写真。
奥の家屋が寮、確かに上の写真とは全然違いますね。でも映画のストーリーと寮のこしらえとは関係ないっちゃ関係ないので、ハイ。並んでいるのが右から早川先生、中村社長、佐竹先生、豊田恵美子さん、けいちゃん。中村豊常磐炭礦社長ダンディーですねぇ。けいちゃんは髪も短い頃、ほのかな野趣を感じさせます。豊田さんもけいちゃんも学院のモスグリーンの制服を着用しています。そして下の写真が内部のレッスン場です。だそうです。
◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇
ベニータアントニオ フラメンコスタジオ
東京都調布市仙川町2-18-21 グレース仙川401
03-5384-5679
◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇
写真はイメージです。常磐音楽舞踊学院
ベニ(ベニータ)「みんなで部屋でタバコ吸ってると、夜だよ。おじさんの足音聞こえるのよ。あわてて窓開けて煙、外に出して電気消して知らん顔するんだけどおじさん戸開けて『おけいたち、タバコ吸ってんじゃねーよ!バレてるぞー。』ハイハイハーイとか言いながらその辺片付け出したりして。後から頭の禿げた学院長の石田先生が『おけい、見つかんないように気ィつけなよー。』と言ってくれたっけ。」
アン(アントニオ)「お酒も飲んでたの?」
ベニ「それは"X子"だよ。押し入れから一升瓶出して立て膝で。」
文面だけだと喜作さん(けいちゃんの父)が思い描いた景色になってきました「だからダメだって言ったんだべー。」と言われそうですが実際に話を聞いているとすさんだ感じはなく、なんだか修学旅行の一場面みたいです。"X子"さん(一期生の人はおろか二期生三期制の皆さんにも実名がわかっちゃいそうなので曖昧さを強くするためにイニシャルは使ってません。女性なので"X子"さんにしました。)のエピソードをもう一つ。
ベニ「どういういきさつでそうなったか忘れたけど"X子"が寮を抜け出すの手伝ったことあるのよ。」
アン「それは夜中?」
ベニ「夕食が済んでみんながそれぞれ騒いでる頃。寝静まってからだとかえってあやしいでしょ。男のトコ行くからと云って私とあと2人位かな?金網あるし大変だべって言って。」
寮の裏手は急斜面に木がうっそうと生えていて、5メートルか10メートル位下に川が流れている。川といってもほんとに小さい川、小さい川といっても2~3歩歩かないと向こう岸に渡れない感じ。玄関前の植え込みなんかは桐原のおじさんが毎朝水まいたりして手入れしてあるけどこの辺はまるで放ったらかし。そのうっそうとした斜面をえらい思いをして下りてくと鉄条網。けいちゃんたちが身を挺して有刺鉄線を押し広げている間に"X子"がくぐってあっちに行くのよ。翌朝になるといつの間にか帰ってるの。朝7時頃には門開けるから知らん顔して入ってくれば大丈夫。何度か手伝ったかな、そのうち何となく道が出来たみたいで「あれ、"X子"いないね」と思うといつの間にか一人で出て行けるようになったみたい。朝になるとちゃんと戻ってるの。
けいちゃんたちはこんな不良三昧ばかりやっていたわけではありません。次回はレッスンの模様を書きます。
元保養所の寮の大体の間取り。細かい所は気にしないように。山の中腹に建っているので下側は急斜面になっている。石だたみの手前が学院生達の部屋。4人部屋が5つ並んでいて全部で18人だから2部屋は3人部屋だったんだろうな。部屋の手前のローカ(廊下)のこっちには雨戸がはまっていました。そして玄関(図左)の前には前庭があり、その向こうには門があります。しかし雑木林をかき分け鉄条網をくぐり抜け小川を渡って敷地内から外に出たとしてもそのあと暗い山道を歩いて行くのやだなあ。彼が近くまで迎えに来てくれてたのかなあ?
「フラガール日記・06」後記・この日記はアントニオが下書を済ませ、ベニータに目を通してもらって事実と反する箇所を更正するという段取りで作っています。冒頭の写真は実は映画「フラガール」のロケで使用された建物。寮のイメージはこんなかねと写真をを見せながらさりげなく訊ねたところ「なにこれ、全然違うよ、これじゃアパートじゃん。」とのこと。「実際の寮はなだらかな三角屋根の上品な平屋でもっと古くて細長い日本家屋だよ。周りももっと木がボウボウ。うっそうとしてたよ。(ウッソーッ)あ、これこれ。」と言って指さしたのがこの写真。
奥の家屋が寮、確かに上の写真とは全然違いますね。でも映画のストーリーと寮のこしらえとは関係ないっちゃ関係ないので、ハイ。並んでいるのが右から早川先生、中村社長、佐竹先生、豊田恵美子さん、けいちゃん。中村豊常磐炭礦社長ダンディーですねぇ。けいちゃんは髪も短い頃、ほのかな野趣を感じさせます。豊田さんもけいちゃんも学院のモスグリーンの制服を着用しています。そして下の写真が内部のレッスン場です。だそうです。
◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇
ベニータアントニオ フラメンコスタジオ
東京都調布市仙川町2-18-21 グレース仙川401
03-5384-5679
◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇